PROJECT 009
2017年11月25日
長久手に限らずですが、現代の人は日々を暮らすために、物やサービスを「買う」ことで、成り立たせています。なので、日々の暮らしはお金を稼ぐ事に終始してしまいます。豊かに暮らしたいだけなのに、なんだか日々仕事に追われている気がする。。
もちろん、便利に暮らすためには、お金を回して物事や世の中のスピード化を促せば、格段に技術は進みますし、とても効率の良い方法だとも感じていますが、もう少し暮らしの幅があっても良いのかなとも。
そこで現代の「買う」暮らしの中にも、一部で良いので「作る」暮らしの選択肢を持って見ても良いのかなと。つくる事は時間が必要です。一人では出来ない事の方が多いです。でも、買わなくっても暮らしを作れるかも。自然と友人が増えて、なんだか楽しく過ごせるかも。
昔の暮らしには、村全員協力体制だったので、煩わしさも必ずありましたが、もしかしたら現代は、その中間にも選択できる暮らし方があるのかも!
手前味噌は、昔は、多くの家庭で作っていたものです。地域によって様々な原料の味噌があり、かなり個性豊かな日本の文化だと思います。この地域は大豆を中心とした豆味噌が多くて、八丁味噌なんかが有名ですよね。発酵食品は、日本人の暮らしにとっても合っているんだなと感じます。
原料もシンプルに良い物を。自然循環を大切にして、栽培していない時も、栽培期間中も農薬を使わない畑で育てた、長久手・大府産の大豆。あと、米麹に塩、水。醸すのに時間は必要ですが、その分自然な仕上がりて、とっても美味しいです。
そんな手前味噌仕込みを希望者で作りたいなと思っています。必要な経費があるので、参加費なんかも発生しますが、小さなつくる暮らしに興味のある人が一緒に作れ、繋がれる場になれば嬉しいので、気軽にご参加してもらえると嬉しいです。
12月17日、 時間は13:00 – 15:00予定。場所は、だいたい村(ござらっせと隣接している施設です) 愛知県長久手市前熊下田155。参加費は3000円(木樽で預かる場合は+500円)。など。
もし、参加したい、興味があるという方は、詳しくはこちらまで。
昔は、祀りごとの際に大勢人が集まって、情報交換と助け合い、共同制作を行ったはずです。現代にも、食べる、飲む、話をすることができる、共同のキッチンがあると良いなーと思います。菓子製造や加工なんかの許可があるとほんと嬉しいです。
暮らしをつくるためには、衣食住の何かからだと思いますので。その中なら、食が基本なのかなと。
なので、そんな場を。